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2014 年以来のフルアルバムに彼らが込めたのはまさに ” 愛 “。

それが、彼らが歩んできたこの 10 年間と これからへのアンサーなのかもしれない。

武田英祐一が紡ぐ大胆で繊細な愛の歌と言葉が、力強くも ユーモアあふれるバウンドサウンドと幅広いアレンジによって幾重にも織りなされている。

冒頭を飾るリードソング「こどもの日」は、力強いメッセージをシンプルな エイト・ビートに乗せた王道のロックンロール・ナンバー。

あの忌野清志郎が夢の中から武田英祐一に 語りかけたというエピソードが元になったという。

しがない男の渦巻く心の内をフォーキーかつジャジーに叫ぶ「デイライト」、女々しくも切ない「グレイプ」は懐かしく温かいサウンドによせて、

「北の街から」 「九段の朝日」を目指すロックンロール・バンドの苦悩、煩悩、才能もが感じ取れるだろう。

北海道新聞社 TVCM 第 4 弾に採用された『ここで生きている』

STV ラジオ『しゃかりき!ようへい商店』によせて制作された『また来てよな』も収録されている。

『愛とはなんなのか?』

そんな永遠の命題向かってひたすら駆け抜けている彼らがいまはなつ、” 愛 ” にあふれた 珠玉のロックンロール・アルバムです。